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自分に合った勉強方法を見つける
もう、ずいぶん昔の話です。「あたし、カラーコーディネータの資格を取ったのよ」
そのころ、ぼくが勤めていた会社で、事務を執っていた女の子が自慢げにこう言うのです。
「そりゃ、すごいね」
と、ぼく。わりとそっけなく受け流してやったら、あちらさんもむきになったようで、
「すごいでしょう、大変だったんだから」
と言う。
「それで、その資格で何するの?」
「何って、そりゃ○○ちゃん、カラーのセンスを活かした仕事が出来るのよ」
「へぇ〜、色の仕事か」
「そうよ、すごいでしょう。けっこう難しかったんだから」
「だろうね」
これが、ぼくがカラーコディネーターと出会った最初でした。
この時、彼女との会話の中で分かったことは、カラーコーディネーターとは要するに色彩に関する専門家、といった程度の認識を得るのがやっとでした。
その時、ぼくが何気に、それって何をするの? って聞いたところ、返ってくる彼女の返事が今一はっきりとしなかった理由が、ずっと後になって解ったような気がしております。ぼくがカラーコーディネーターを知らなかった理由の一つに、どんな求人誌を見ても、職種としてのそれがなかったことによるのです。つまり、カラーコディネーターの求人など見たことがないので、知りようがなかったというわけです。これは、ずいぶん前の話ではありますが、現在でも、カラーコーディネーターの求人情報については、たいして変わっていないのではないでしょうか。
というのも、この資格は、付加価値的な要素が強く、たんにカラーコーディネーターとしてではなく、それプラスメイクやファッション、またインテリアなどとの組み合わせによって、その真価が発揮されるようなのです。試験には3級、2級、1級とあり、それぞれの合格率は、3級で55%、2級で30%、1級になると15%と、グッと下がってしまうようです。3級なら、独学でもけっこういけるようですが、それでも2人に1人は落ちるようですから、あまりなめてかかると不合格になってしまいます。
勉強方法としては、大きく分けて3つ。一つ目は、専門の学校へと通うこと。二つ目は、通信講座やネット講座などを利用する。三つ目は、参考書などで独学する。それぞれにメリットとデメリットがありますので、ご自分のライフスタイルや予算などに合わせた勉強方法を選択されるとよいでしょう。